FC2ランキングとアクセスカウンターを設置したら、かえってもの悲しくなってきちゃった。本サイトの方が140万突破ちゅうのに、こっちは一ケタだもんね。と言うことで、
アロハシャツ屋の玉葱屋P助です。本日の御題としましては、昨日アップした
アロハシャツの染色技法について、補足説明をしようかなぁっと。
浴衣や手ぬぐいでおなじみの『注染』と言う技法は、東京、浜松、大阪の泉州あたりに工場が集中してまして、文字通り『注いで』『染める』技法です。
大元の防染(染料が滲んで広がることを防ぐ)技法は型友禅の流れを汲むものですが、京都の型友禅の場合一配色に対してひとつの染色型が必要なのに対し、たったひとつの染色型で場合によっては何色も染め分けられる生産性の高さが特色。また表も裏も、まったく同じ色合いに染まるのが、第二の特色でしょうか。
難点と言えば、友禅染の柄は天地があり、同一方向に柄が向かっていくのに対し、注染は柄の天地が交互に入れ替わる事と、同じ理屈で文字などが正方向と鏡面の繰り返しになること。
この長所・短所は供に防染糊置き工程が原因で、生地の表面に染色型をのせて糊置きをし、折り返し畳んだ裏面にまた一型分糊を置き、またそれを折り返し畳んで表面に糊を置き、それを一反分が終わるまで延々繰り返していくから。
防染糊置きが終わって畳みあがった反物の上に、もう一度染色型をのせ、今度は色を染める部分の回りに、ちょうど練り歯磨きをしぼり出すような感じで、ぐるりと糊を絞り出して防波堤を作り、やかんに入った染料をジャーっと注ぎこみ、下からバキュームでギューっと吸い取る。だから『注染』と呼ばれるわけ。

こちらの白地
アロハシャツの場合は、白生地の染めたくない部分に型で糊を置き、紫陽花の花の回りに防波堤を作って、紺色の染料を注ぎこんであります。

こっちの紺地
アロハシャツの場合は、先に紺無地に染め上げて、紺色を残す部分に型で糊を置き、傘の模様の回りに防波堤を作って、色を抜く抜染剤を注ぎこんで白抜きにしてあると。どっちにしても、手間暇かかった手仕事で、税込12600円ならお買い得。(例によって、ご注文時に「ブログ見た」で特典付き!!)
まぁおおざっぱやけど、これが注染とよばれる染色技法の核心ですわ。防波堤のなかに注ぎこむ染料の色を、何色も使い分ければ、ひとつの染色型でカラフルな物も作れるわけで、それを専門的に言えば差分(さしわけ)と言いますが…いま染色に出してる原反と、縫製に出してる
アロハシャツには、着抜染料(抜染と同時に色が染められる染料)を使った、そんな注染差分技法が使われています。まだしばらく先(6月か、7月になるか…)のリリースとはなりますが、第一弾はしぶくてキュートな仕上がり、第二弾はしぶくって格好よろしい仕上がりですので、皆々様方乞うご期待。
まぁ、今日はこんなところでおしまい。
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またまたギャラリーへお邪魔して・・・。
嫁さんと娘と・・・。